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正友会の窓

福祉講座「地域と考える認知症介護」 開催しました(^^)


9/28 まんのう町立図書館にて「地域と考える認知症介護」というテーマで福祉講座を開催し、地域の方々にご参加をいただきました。仕事として介護に携わっている私たちですが、仕事を離れると当たり前ですが一人ひとりの家庭があります。職員も年齢を重ねていくと生活の中に親の介護が出てきます。「仕事」と「現実」はやはり異なり、専門職でありながら苦労している話をさせていただきました。正友会がお伝えしたこと、参加された皆さんから伺ったことを簡単ではありますが、ご紹介します。

◇専門職としては口にしてはいけない言葉だと分かっていても、身内にはきつい言葉を言ってしまうこともあり
 ます。それが仕事ではなく生活の中に介護があるということだと思います。
 大変なところもある介護ですが、自宅で困っていることを誰かに話すことで気持ちが楽になる。自分が困って
 いることを他の人と共有すること。そういう機会が重要だと感じます。

◇地域と認知症介護という視点では、近所の方に伝えておくことの重要性についてお話ししました。近所に伝え
 ることで、協力を得られる関係性を作ることができた。事実を伝えることに抵抗があると思うが大事だと思い
 ます。
 
◇介護と仕事の両立では、仕事をしながら介護をする難しさはあるが、職場の理解を得ている。月に一度しか実
 家に戻れないので連休でお休みをもらうようにしている。仕事を辞めて両親のサポートをしたいと思ったこと
 もあるし、葛藤は今でもある。病院で夜間の付き添いをした時には出勤時間をずらしたりなどの対応をしても
 らいました。

◇参加者の方からは、車の運転の問題がある。両親それぞれ車を保有していたが、二人で1台にした。そのタイミ
 ングで電動自転車を取り入れた。そろそろ介護サービスの利用も考えないといけないかなと思うようになり、
 二人で出かけることが日課になるようにしたが、それも続かないので新たな策を考えているところ。と近況を
 お話しいただきました。

最後にお一人、時間に間に合わず、終了後に駆け付けた方がおられましたが、個別の相談会を急遽行いました。お話を伺うと、ご自宅での介護の困り事でした。正友会の話が少しでも参考になれば幸いです。

これからも正友会が少しでも地域のお役に立てるように、様々な機会を通して発信していこうと思います。
その際にはぜひお越しください!



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