2024.07.07
7月1日は半夏の日で、香川県の郷土料理半夏団子を作りました。
香川県では、麦を刈る5月から田植えをする6月にかけて農繁期を迎えます。半夏生(はんげしょう)と呼ばれるこの頃は農家の方にとっては節目であり、収穫したばかりの小麦粉で団子をつくり、自然の恵みに感謝しながら休息をとる習わしがあります。



小麦粉でつくる団子はご利用者にとっては硬いので、白玉粉で作りました。
団子の形はまん丸ではなく、手のひらでぎゅっと握ったような形にするのが特徴で、あんこを団子にまぶして盛り付けるのも特徴です。


「あー、こんな形にしよったわ。思い出した。楽しい!」と言われたり、「なんで半夏団子って言うん?」と言う職員に由来を教えて下さったりと、会話が弾んでいました。「美味しい!」と、いつも以上のリアクションで喜んで食べてくださるご利用者もいらっしゃいました。お腹いっぱいで大満足の良い一日となりました。